もう使わなくなったブランド品を高く買い取ってほしいと誰もが思うもの。
今回はスピード出張買取で有名なバイセル本社にお邪魔して、買取で具体的に買い取った商品を見せていただきながら、
「査定員はどこを見ているのか？」
「どんなブランド品だと高く買い取ってもらえるのか？」
などいろいろ説明してもらいました。
参考にしていただければ幸いです。
ブランドバッグの査定ポイント
査定員はどんなポイントを見て、ブランド品の査定価格をきめているのでしょうか？
どんな商品なのか？本物なのか？
バイセルでの買取査定に限らず、商品のメーカーや品名などを特定します。
メーカーや商品の人気によって査定価格が変わってくるからです。
同時に偽物ではないか？というのも判断しています。
本体に刻印されているシリアルナンバーとギャランティーカードを見てナンバーが同じかどうかを確認したり、ブランドロゴなどを見ているそうです。
シリアルナンバー ※シリアルナンバーはぼかしています。
ギャランティーカード
状態
商品の状態は買取の金額をかなり左右します。
- 型崩れ
- 使用感
- 持ち手のヘタレ
- スレ
- 中の汚れ
- 金具の状態
などです。
実際の買取事例
ここでは、バイセルが実際に買取をした商品を見せていただき、買取のポイントと、買取価格（相場）についてお聞きしました。
注）取材時点での査定価格ですので、実際に買い取られた価格と違う場合があります。
ルイヴィトン ネヴァーフル
ランク：A
買取金額：10万円
買取の中でも最も人気が高いルイ・ヴィトン。
その中でもネヴァーフルは人気が高いバッグなので、買取金額も高くなるそうです。
状態が良ければ、定価の80%近い買取金額で買い取ってくれるそうです。
壊れていても1万円ほどで買い取ってくれると言っていました。
ルイヴィトン マレ
ランク：AB〜B
買取金額：約30,000円
このルイヴィトン マレは、縁のスレや金属のハガレ、中の汚れなどがあり、ランクはAB〜Bランクになっています。
ヴィトンの中では、モノグラムとダミエという柄が人気があり、買取価格も高く査定されます。
グッチ キャンパス
ランク：B〜C
買取金額：約2,000円
小さいシミやレザー部分に雨ジミがあり状態があまり良くない。
グッチやコーチはアウトレットを展開しているため、買取の査定額は値崩れする傾向にある。
プラダ ラウンドファスナー長財布
買取価格：約25,000円
財布やキーケースなどの小物は、回転率が高いので高額査定が出やすい。
ギャランティーカードや元箱などの付属品が揃っていれば1割くらい高い査定価格が出る。
シャネルマトラッセ
買取価格：約100,000円
30年前のバッグだが、革の質がいいので高額査定が出やすくなっている。
シャネルはギャランティーカードが重要で、業者によってはギャランティーカードがない場合は、買取できない場合があるそうです。
マトラッセはダブルフラップのほうがシングルフラップよりも高額査定が出やすいそうです。
今、チェーンショルダーが人気があるので高値がつくという理由もあるそうです。
プラダハンドバッグ
ランク：A
買取価格：約110,000円
定番のサフィアーノレザーを使ったハンドバッグです。
一番人気のある色は黒だが、ピンクなどのパッションカラーも人気。
買取について
ブランド品は基本的には新しいものが高い買取金額が付きます。
上で説明しているシャネルマトラッセのように、ヴィンテージで価値が出ているものも中にはあるが、基本的には新しいもののほうが高い査定額がつくそうです。
色に関しては、黒の人気が高いが最近は明るい色の人気も高くなっています。（エルメスのオレンジ色など）
しかし、白などの明るい色は汚れが目立ちやすいため、査定額は下がり気味だそうです。
限定品の買取価格は高めになります。（もちろん状態は重要）
プレミア価格がつくものは少ないが、最近発売されたものでは「ルイ・ヴィトンシュープリーム」などは、定価以上のプレミア価格が付いている。
バイセル買取特徴
バイセルは壊れたブランド品でも買い取ってくれます。
社内で修理を行うことができ、販売（業者や自社ECサイト）することができるので他の業者が敬遠する壊れたブランド品の買取も可能なのです。
バイセルでは、エルメスのバーキンやケリーのような100万円を超える高級バッグや上で説明している、「シャネル マトラッセ」などは買取に力を入れているそうです。
まとめ
いかがでしたか？
今回、バイセルさんにお邪魔して、ブランド買取についてかなり細かいところまで話を聞くことができました。
ブランド買取で高い査定額がつくポイントは
- できるだけ新しいブランド品を買い取りしてもらう。
- ギャランティーカードや元箱などの付属品を保管しておく。
- 買取で人気が高い色は黒。
といことでした。
